今回は、京都府城陽市のN様邸で施工させて頂いた事例をご紹介します。
リネン風レースを使ったやわらかな仕切り、和室に調和するプリーツスクリーン、空間をすっきり見せる窓枠内設置など、細やかな工夫が光るコーディネートです。
お部屋を完全に仕切るのではなく、「ゆるやかに空間を分けたい」というお客様のご希望。
そこでご提案したのが、リネン風のレースカーテンです。
天然素材のような風合いを持ちながら、機能性と扱いやすさを兼ね備えたこの生地は、適度な透け感と柔らかな質感が魅力。
厚すぎず薄すぎない絶妙なバランスで、圧迫感を与えることなく、空間に自然な仕切りを生み出しました。
さらに、お客様と相談を重ねる中で、「カーテンの裏表がはっきり見えないようにしたい」というご要望がありました。そこで、ヒダとフックを通常より小さく仕立てることで、見た目の凹凸を抑え、よりミニマルで美しい納まりに仕上げています。
近接する窓にも同じ生地で統一感を
リビングの隣接窓にも、同じレース生地を使用。異なる窓でもカーテンの生地を揃えることで、お部屋全体の統一感と広がりを演出しています。
このように、「生地の統一」は、オーダーカーテンならではの大きなメリット。市販の既製カーテンでは難しい、インテリア全体の一体感を実現できます。
和室には調光・断熱に優れたプリーツスクリーン「もなみ」を採用
和室には、ニチベイ社のプリーツスクリーン「もなみ」を設置。上部は外からの視線を遮る不透明生地、下部はやわらかな光を通すシースルーの組み合わせです。
プリーツスクリーンは、和の空間に馴染みながら、現代的な機能性(断熱・遮光・調光)を備えている点が特徴。今回のように上下異なる生地を組み合わせることで、1台で昼夜の快適性を両立することが可能です。
2階は「窓枠内」にすっきり設置。エアコンとの干渉も解消
2階のお部屋では、窓のすぐ近くにエアコンが設置されており、カーテンの開閉が干渉しないように工夫が必要でした。そこで、カーテンを窓枠内に収める方法(天付け)をご提案。
窓枠内に収めることで、カーテンの存在感を控えめにしながらも、しっかりと遮光・断熱の機能を確保できます。見た目も非常にすっきりしており、エアコンとの干渉もなく、快適性と安全性が向上しました。
機能性に優れたレールとカーテンストッパーも設置し、タッセルでまとめなくても使い勝手のよい仕上がりになっています。
オーダーカーテンの魅力とは?
1. デザインだけでなく「機能」も選べる
遮光、断熱、調光、UVカット、防炎など、お住まいの状況に合わせて最適な機能を持つ生地を選べます。
2. どんな窓にもフィットする
エアコンが近い、変形窓がある、小さな腰窓なども、ぴったりサイズで製作できるのがオーダーの強み。
3. トータルコーディネートで統一感が出せる
生地やスタイルを空間全体で揃えることで、まとまりある上質なインテリアが完成します。
京都でオーダーカーテンを選ぶなら「カーテン・ミュゼ」へ
専門スタッフが丁寧にヒアリングし、生地の質感や機能性を直接ご確認いただけるよう、店舗には多彩なサンプルをご用意しております。
オーダーカーテンはただ「サイズを合わせる」だけではなく、空間の個性や使い方に応じた、細やかな工夫が可能です。
「どんなカーテンがいいのかわからない」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。プロが一緒に考え、後悔のないカーテン選びをお手伝いします。お客様一人ひとりに合った、暮らしに寄り添うカーテンをご提案いたします。
京都市や近郊でオーダーカーテンをご検討中の方は、ぜひ一度「カーテン・ミュゼ」へお越しください。
◆品番◆
<LDK> レース生地:MRX92558 / カーテンレール:シエロライン
<和室> ニチベイ社・プリーツスクリーン 『もなみ』ツインスタイル ワンチェーン式 上/きさら・M-5006(チャネズ) 下/ベーネ・M-5176(ベーネカフェ) 部品色・木目ナチュラル
<2階洋室> ドレープ生地:MIE4109 / レース生地:MON01-01L / カーテンレール:エリートPWH
※上記品番はご購入当時の物となる為、品番が変わったり在庫が無く廃番の可能性もございます。